フィクションです


「カモノハシってさー」
「んー」
「お乳で育てるの?」
「確かそうだった気がする」
「どこにあんのかな」
「お腹じゃん?」
「犬みたいに?」
「いっぱい」
「群がるのかな…」
「まぁ巨乳じゃなけりゃ何とかなるだろう」
「巨乳なんて牛位だって!」
「牛…確かにでかいな乳」
「…でも巨乳?」
「ありゃ巨乳だよなー」
「巨乳ってかあれ牛乳入ってるだけでしょー」
「巨乳は乳牛だけか…かわいそうな肉牛」
「多分あれいっぱいミルクなんだよ」
「確かにその他の動物ででかいの見たことないよね」
「いるとしたら人間位か」
「あのチーター爆乳やなー!!とか言った事ないね」
「それは狩りに困るでしょー」
「だよねぇ」
「そこまででかかったら」
「加速できなそう」
「八の字にゆれるんでしょ?」
「しかもあいつら二つどころじゃないしなぁ」
「うぜぇー」
「みたくないし」
「獲物つかまんないし」
「死んでまうね」
「だからやっぱり巨乳は滅びるんだよ」
「あぁ自然淘汰
「貧乳ばんざい!」
「でもニンゲンはさぁ」
「何だよ」
「関係なくない?」
自然淘汰されるべきだよ」
「狩りしないし」
「し…」
「良く見たらボノボとかもでかいんでない?」
「しんねぇよー」
「見たことないけどさ」
「存在的に。うーん…」
「調べたら牛以外にもいるかもよ」
「あぁそうか分かった」
「何が?」
「どっちでも良くない訳」
「意味わかんないよ」
「つまり悪いのは男共だ」