生物の解説を作ってて思う

 やっぱ私文章が崩壊してる。何故に。中学くらいまでは見本のような美文を書いていたのに。妙な本を読みすぎたか。大江健三郎が好きすぎてしまったか。素人ながらあの方の文章は平均からは逸脱していると思います。それからギュンター・グラス。ドイツの芸術家兼作家さんです。訳文ながら元がかなり超越してると思われます。


 最近将来について考える。私はどこに行くんだろう。勉強という面で行けば、一番やりたいのはとかく文学だ。けど資格を取って働くとなると検査技師。企業に就職とかも言葉ではなんともなるけど想像できない。



 何で文学なんだろう。昔有名な俳優さんが、「自分は人間が好きで、その人間というものについて突き詰めて、とことん考えたいんです」と言っていて、なるほど。同じような方向に向かっているんだなぁと思った。
 人間が好きと言っても様々なタイプがいる。私はどうやら大衆化された生物としてのニンゲンが好きで、個人の事ではないらしい。リハビリに行こうとして挫折したのも、個人としての人間と密接な関係を持つ職業だったからだ。やっぱり万人を愛する崇高な精神なんて無いさ、ただ自分への興味が尽きないだけ。例えば善意と悪意。意味もなくあふれ出てくる感情なら善意も悪意も変わりないんでないかとか。なんで皆一様に意味と結論を求めて急ぐのかとか。



 そんな事ばっかり、ゆったりゆったり考えているのがどうも私。人間は嫌いじゃないし好きでもない。けどニンゲンについて考え出すとキリがない。



 そんな訳でやっぱり病院関連に勤めそうだ、と改めて思った。