ゲド戦記がアニメ映画化!宮崎駿さんのご長男さん初監督作品との事で。


影との戦いでないのが不服な今日このごろ。


映画化するのは「最果ての島へ」という三作目で、王子はまだ少年だからいいものの、ゲド自体は確か中年になってた筈!

まぁ、一話二話はグロかったり世界観が凄まじかったりでアニメ化はちょっとだめかなぁとは思う。小さい子にはちょっときつい。でも私的には、オジオン(師匠)とかカラスノエンドウ(友達)とか良い味出してるし、何よりヒスイさん(ゲドが禁をおかす原因になる人)がきもい!てゆーか脇役のスカイアーさんがかなりグロい!

二作目のテナーがいる世界は永遠のあこがれです。書こうと思っても書けない…。マヤとかアステカあたりの宗教に近いのだろうか。大巫女の選別方法はチベットラマ教みたい。地下に広がる、大巫女しか行けない迷宮とか、夢が広がります、ええ。
ただアニメ化したら怖いよね。偉い巫女さん壁につぶされていたような…



竜はでてくるからアサシンは登場するのかな?四作目は完全に竜のお話になるんだよね。ただここまで来ると児童書にしては難しすぎる。昔よく意味が分からなかったから、そろそろ読み返してみよう。作者の思想が変化したのだろうけど、それにしても物凄い変貌だ。魔法使いの話なのに、魔法そのものが消えていく。五作目は持ってはいるけど読んでない。確か竜や魔法がとうとう滅んでいくのかな。時間がないというよりも読む勇気がない。終わりはいつだって避けれるならば通りたくない道だ。


…とまぁ良く出てくる事。



この話の凄い所は、人物にしろ風景にしろ文字がリアルに映像化出来てしまう所だ。小学校以来読んでないのに、ゲドの影が人を取り込んでいく有り様や逃げていった鳥が無惨な姿になって崖にはりついている様が未だ頭に残っている。風を起こして船を走らせる所とか。



とまぁ良く出てくる事。