目に見えぬから

 多分それはそれで更正を諦めているからなのかもしれないけど、私はとある成長していない部分が無駄にひどい。未だに地団駄踏んで手を振り回しながら泣ける。心底アホらしい事に腹立つし、それがアホだって分かってても私なりに必死だ。



 感情の起伏が激しすぎると寝込むし抑えすぎると消化器系に支障を来す。とりあえず必死なんだ、常にめんどがってる自分と共存するのも嫌になる位。あれはあれで長所にもなろうが少なくとも時折憎らしさの対象にもなる。



 「そうやって阻害するつもりなら眠っとけよ誰も邪魔しないから。」

「誰の声だよ。ぐだぐだ言うなよ。ろくに浮上しないくせに。」


 

誰かがそうやって認めてくれるんだったらそれでいいんじゃん。