熱を出して寝込んでいたら


 頭の中を明瞭に音楽が響いていたので、紙を取り出して書き写してみました。



 切ない音でした。




 悲しいのは、大切な友達なのにどうしても、自ら傷口をさらけ出したままキンカンの中に突っ込んで行ってしまっているような気がするから。止める術を持ち得ないから。腹が立ったのは、知らない事とは言え、どうでも良いような、違った視点からしか評価してくれなかったから。




 他人から侵害されてるなら少しだけだって、言動で軽減する事位は出来る。でも自分から自分を奮い立たせてる人には第三者は何も出来ないんだ。手が届かない内にわき目も振らずに走り去ってしまうから。





 いしいしんじさんの言葉でさ。その通りなのさ。



 遠い近いは距離の問題。




 良いか悪いかは関係ないさ。




 みんながみんな、大切な結晶なんだから。