自分のニンゲン臭さが好きなような嫌いなような

 わたくし自分でも余りくせがない子だと勝手に思っていたのだけど、それは他人に見せていなかっただけなのですね。多分分かりやすく自然と出せちゃうクセよりか遙かに質が悪いのかもね。そんな訳で、誰かに表現出来るようになったのは、そりゃ時には自分でもうんざりするような思考回路通るけど、良い事だったのだろうな。なにもかもさらけ出す必要はない、けど適度に滲みだしてると、色々な人とぶつかったり学んだり。だから人って面白い。



 どうにかならんかなーという感情もあるけどさ。何もかもを美しくなんてすごせないもんね。太陽が出ていれば影が出来る。闇に埋もれても月明かりが照らしてる。音は無くても風が心地よい。自然の摂理なのです。



 そうやって、世界は回っているのですよ。