何もかもに流れがあって

 考えてみれば、回り道したような過去も、何らかの形で、それしかあり得ない未来につながってる。


 信州大学病院の検査部の技師長さんが来たのだが、明らかにかつて属していた社会の、同じ道なのに全く絡み合わない現在を見た。



 距離に長いも短いもないのかもしれない。



 いつかやってくる日常は、身を任せるだけで姿を現すのかもしれない。



 ただ努力すべき時は目をそらさない事、プライドを常に高く持つ事。



 そして何より、幸福を享受する体制を整える事。


 そうすればきっと、どんなサインも見逃さずに、また一歩踏み出せるはず。