2007-10-13 生死感が… おはなし すべてを受け入れ時に自己犠牲に走ってでも誇りを守り抜こうとする河童の生きざまを、表現するのが難しい… 人間もあんまり変わらない位置づけなんだけど、決定的に違うのは、人は生きていく姿勢が根本にあって、逆に妖怪は自然そのものだから、生も死もひっくるめて同じ時間の流れに乗っている。 多分、悲しみが最も風景を美しく見せるのだろう。 そして最も純粋な優しさを光に、闇に見いだせるんだろう。 その原風景を知るか、知らぬか。人の価値は全てがそこに集結していると言っても過言ではない。