高校時代の記録

 たろーさんの、高校時代のビデオテープが出てきました。みてみたら、一個は彼がやってた部活「応援団」の紹介テープ。もう一個は高校三年生の運動会みたいなん。なんであんだけバリバリに部活しといて成績も良いんかね。私は高校時代一体何して過ごしていたんだっけ。ちょっと思い返してみると結局何もしていない…おはなしはがっつり書いていた。ゲームもがんがんやっていた。定期テストでテスト範囲は終わったことなかったし、考えてみれば私にゃ努力が抜け落ちている。

 しかし、うちの学校にあんな子がいたら私は間違いなく好きになってましたよ。でも彼の学校はさ、成績が良ければ先生からかわいがられるし、友達も出来るし、恋人作っても良いんだと。まっちょはだめだめだな!全部逆。たろーさんの学校に入る自信ならありますが、入った後はゴミクズのような扱われ方になるでせう。そういう意味では、色々と自由にしてくれた我が母校は、うちには合ってました。何が言いたいのかというと、高校時代にこいつそばにいなくて良かったー… ますます劣等感の塊になってしまう。努力が出来るっていうのも才能の一つなのですよ。

 応援団とは、世間に良く出回っているタイプのとはちょっと違います。格好はあんなだけど、動きがオカマのように滑らか、すべらか。撫でるように空を切ります。手つきがセクシー。でも口からは怒鳴り声。


 はぁ。昔の映像残ってるのっていいなぁ…。