音もなくただ移りゆく黄昏 色だけは濃く軌跡を残した空に無数の傷跡 白いまま見上げていると紛れ込んだ鳥が一羽舞っている 薄めた紺青冬の宇宙 振り返ればどこまでも届く大地に打ち寄せる小波 迷子の渡り鳥弧を描きヨロと鳴く 鳥の残した傷跡無数の星を吸い…
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