ゲド戦記

 最近こればっかやな。しょうがない好きなんだもん。


 前にも書いたけど最終巻読んでません。発売日にわざわざ取り寄せたと言うのに読んでません。ちらっと読んで、当時びっくりしたのはその難解さ!はっきり言ってよく意味が分からなかった…今も正直分かるかどうか。いつの間にか純文学レベルになっちまったゲド戦記。これで児童書なのはどうかと思うが…。



 最終巻の英語名はテハヌー。これはテルーの真の名なんだけど、確かに、ゲド戦記とはつきつめれば彼女の話だ。最後に彼女たち竜の時代が終わり、はじめてゲド達の属する社会は変化する。現実社会にも還元出来る世界なんだよね。「帰還」ではそれが保留にされたが、「テハヌー」では完全に崩壊してしまった。



 魔法も滅び竜も消え、しかし私たちの現実はだけは崩壊した世界でも、延々続いていく。




 そろそろ読もうかな。又印象も変わるかも。