オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

孤独なカカシさんの話。


何となく、久々に開いてみたら、今私が書きたい事に似てる気がする。


過去は変わらない。未来は分からない。
未来が分かった所で、その未来も変わらない。
生も死も、何かではかれるものではない。
受け入れる事は、何より難しい。受け入れない事は何よりも容易。



人生とは多分、享受そのもの。



自分を受け入れなければ孤独は野放しにされる。
誰かを受け入れなければ独りぼっちになる。
記憶を受け入れなければ心の一部はいつまでも死んだままだ。