メモ

 楽は男の子。



 歩いていくべきは楽とながる。生も死も、見つめる先は一つ。ただ焼き付いた思い出が、穏やかな心が、なによりも大切。それがいきるという事。いきるとは細胞が動いているかどうかではなく、例え一瞬でも、笑顔の先に誰かが、何かがあるか否か。



 彩香は不完全な存在。それでも彩香は彩香で。ながるはながるでしか前を見れないのだ。