私は軽いディスレクシアなんでないか…

 概要としては、書かれたものを正しく読む能力が低い障害のことでしょうか。書く能力にも問題があったりするようです。
 反動か、右脳は発達し、空間把握とかは得意らしい。
 後は簡単な計算が苦手だったり。




 麻生さんの読み間違いが話題になってますが。



 別に教養が無い訳ではない。ただ言葉を間違えて発音してるだけで、漢字がもつ意味は正しく理解できてる。


 私の大学生活は、今もそうだけど、ギリギリ浮上できるか否かの繰り返しで、発端は全て、既存する医学知識が正確に覚えづらいことにあった。暗記が苦手だからと早期に努力を初めても、頭の中は整理されない。書けない。見ても何の事だか分からない。大量に試験落としても、全てが結果論として一蹴されただ自分がバカだからいかんのだ。再試で通せば良いじゃないか。しかし世の中にはバイトとか忙しくやりながらも試験を通す人が結構いて、自分の能力というか、何でやってもできないんだろうと寝ることも出来ずに考えたことがある。


 高校時代、私は国語と数学と美術で点数を稼いでいた。ベンゼンを五角形に書いたこともある。特に英語の単語は数時間かけても二十問が覚えられず、一人で再テストを受け続けた。更に遡ると、小学一年生の漢字テストでもカタカナのテストでも再テストをくらっていた。ただそれらが能力値の低さと結びつかなかったのは、文章を正確に理解し書く力はあったからだ。目新しい単語の読み書きに支障があったとしても、上回るだけの読書量をこなしていた。



 ヨとEは未だに間違えるし。
 日本語ではなぜか顕在化しにくいらしい。そういえばアインシュタインとかの鏡文字も、文字の構造理解を途中で放棄して認識してるような変な感じがある。アルファベットはみんな繋がっているから本当に分かりにくい。

 高校ん時だったかな。教科書を読まされた時、
His wife is Midori
を、
His wife is Mobori
と 堂々と読んで驚いたんだけど、多分続くdとoが、iを通り越して視界に入ってoの発音が出て、bとdは普通に間違えてそうなったんだろう。
 日本語は文章としてなら、一文字ずつ完全に独立してるからまだ分かりやすい。


 別に理由を掲げて自分を憐れむつもりなんてないんだけど、ある意味正当化できるってのは救いがある。また頑張ろう。周りと比べて飛び抜けて出来ないのはやっぱりくやしいものです。それが長期的なものであれば尚更。ほんとうにさ、私の人生ん中で、覚えられないってのは最上級に悩みの種だった訳。わからないだろうなぁ…英語の単語テストなんぞで、地団太踏んで悔しがる気持ち。なんとなく、普段から多すぎる言い間違い、読み間違いに心当たりはあったんだけど。


 ちなみに、未だに指を使って計算しています…